アントニオ・サンニーノ
Antonio Sannino
今月の私の一押し作品は、イタリアナポリのアーティスト Antonio Sannino氏の描いた桜の作品、サンニーノの油絵具と樹脂釉薬の細心の注意を払った層は、作品に深みと輝きを与え、桜は春の再生のつかの間の瞬間を捉えたかのように、ほとんど天上のように見えます。
アルミニウムの板に絵の具で細かく描いた作品はとても可憐な桜であり美しい。そのアルミウムのシルバーの上の白とピンクの絵の具が綺麗で魅力的、構図も下から上へ目を動かすとそこには空から桜が降ってくるような構図になっている。咲き誇る桜が静かに美しい。この桜の作品は桜の静かな美しさを表現している。
日本ではじめてこの作品をイタリアから入荷しました。3月上旬から入荷して広尾プラザ2階に展示致します。
ぜひご覧いただければ幸いです。
アントニオ・サンニーノのプロフィール
アントニオの革新的な都市風景、桜、水面の描写は、抽象と具象の間を漂っています。
1959年にナポリで生まれ、生涯を絵画に捧げ、ヨーロッパ中のイタリアの巨匠たちの足跡をたどりながら芸術を学びました。
ロンドンからローマまで都市を描いていますが、彼の一番のお気に入りはマンハッタンです。その背の高い幾何学的な建物の「シャープなストロークと中断、完成と未完成」にインスピレーションを受けているからです。彼はカメラを使って、すべてが凍りついて時を超越しているように見える瞬間を写真に収め、アルミニウムに絵を描き、筆、へら、指で油を塗ります。
彼は作品に独特の微妙な輝きが出るまで、絶えず絵の具を足したり引いたりします。各作品は樹脂の釉薬で仕上げられ、全体的なインパクトにさらに反射要素が加わります。
彼のオリジナル作品は高値で取引され、国際的にもかなりの需要があります。
「風景の美しさは光の美しさによってさらに引き立てられます。私が描くのは光であり、風景の美しさが展開されます。」
彼の作品は非常に人気があり、ヨーロッパ、アメリカ、日本での多くの個展で高い評価を受けています。これほど多くの個展やグループ展でこれほど質の高い作品を展示したアーティストは他にほとんどいません。
ギャラリーファインアーティスト オーナー 江尻文子
