【お電話でのお問い合わせ】 TEL:03-5422-7668

Mr.Brainwash(ミスター・ブレインウォッシュ)

Mr.Brainwash/Mr. ブレインウォッシュ

Mr.Brainwash(1966 – )はロサンゼルスを中心に活動するフランス人アーティストであり、世界で最も著名なストリート・アーティスト、バンクシーによって直接プロデュースされたという背景を持つ。

index

Mr.Brainwash Art Museum in Beverly Hills

ビバリーヒルズのMr.Brainwash美術館にて、Mr.Brainwashご本人と弊社代表の江尻が対談

ビバリーヒルズにあるMr.Brainwash美術館にて、美術館開館前にプライベートでご本人にじっくりと美術館を案内して頂きました。

Mr.Brainwashの新作・入荷作品

Mr.Brainwashの >>すべての作品を見る

作家詳細 -MR.Brainwash

略歴

Mr.Brainwashはロサンゼルスを中心に活動するフランス人アーティストであり、世界で最も著名なストリート・アーティスト、バンクシーによって直接プロデュースされたという背景を持つ。
今では”アンディ・ウォーホルの再来”と評され、彼の作品のコレクターには、ハリウッドセレブ、大物ミュージシャン、著名スポーツ選手らが名を連ね、発表する作品の全てが発売と同時にすぐに売り切れる程である。
Mr.Brainwashの作品は、現代美術をオマージュしながらもオリジナリティ溢れる表現が加わり、視覚的にインパクトを与えている。
彼の作品では有名人やブランド、アイコニックな映画や音楽のキャラクターを再構築することで、しばしば過剰な消費社会を風刺しており、現代における価値観や優先順位への大きな「問い」を投げかけている。

1966年、Mr.Brainwash(本名ティエリー・グエッタ)はフランスで生まれ、幼少期をパリで過ごす。15歳の時に母を亡くし、父親・兄弟と共にアメリカ、ロサンゼルスへ移住する。彼は20代にしてロサンゼルス・ニューヨーク・マイアミの三都市に展開するビンテージショップのオーナーとなり、ビジネスで大成功を収めていた。
そんな彼がストリート・アートと出会うのは、趣味のカメラを通じてである。Mr.Brainwashはビンテージショップの経営の傍ら、アマチュアの映像作家として活動していた。
1999年に旅行でフランスを訪れた際、いとこがストリート・アーティストのインベーダーであることを知り、この出会いをきっかけにストリート・アートシーンの記録撮影を始める。
2000年以降、Mr.Brainwashは記録活動の中で数多くのストリート・アーティストと出会い、バンクシーやシェパード・フェアリーといった著名なアーティストと交流を深めていった。彼らとの出会いの日々はMr.Brainwashのストリート・アートに対する情熱を高ぶらせ、特に交友のあったバンクシーの勧めによって自ら作品を手掛けるようになる。
この経緯については、2010年にバンクシーが初監督を務めたドキュメンタリー映画、『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』の題材となり、アカデミー賞にノミネートされるという映画作品の大成功と共に、Mr.Brainwashはアーティストとしてその名を世界に広めることになったのである。
2008年には、Mr.Brainwashは40歳にして初の個展「Life is Beautiful」をハリウッドで開催する。6mの巨大ロボットや2万冊の書籍を積み上げて制作したピラミッドなど、インパクトのあるアート作品を数多く展示し、来場者は5万人を超え、ロサンゼルスの人気雑誌「LA Weekly」の表紙を飾り注目を集めた。決して若くはない年齢でアーティストに転身し、成功を収めたことによって新たな人生を切り開いたのである。

世界にその名を広めたMr.Brainwashは大物アーティストとのコラボも実現させる。2009年にはマドンナのベストアルバムのCDジャケットを15種類も制作し、2011年には世界的ロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの最新アルバムのストリート・プロモーションにも携わるなど、活躍の幅を広げている。
2010年にニューヨーク・マンハッタで開催したアートショーには大物コレクターや、著名オークションハウスのクリスティーズ、フィリップスなどが駆け付けた。
2014年にはArt Basel香港で開催されたチャリティオークションでケイト・モスをモチーフとした原画が400万ドル以上(約5億円)で落札されるなど、価格も人気も留まるところを知らぬ勢いである。

プロフィール

1966  フランス、パリに生まれる
1981家族とともにアメリカ、ロサンゼルスに移住する。ロサンゼルス・ニューヨーク・マイアミでビンテージショップのオーナーとして成功しながら、アマチュアのカメラマンとして撮影活動を行う
1999旅行でフランスを訪れた際、いとこがストリートアーティストである「インベーダー」であることを知り、彼をきっかけに映像作家としてストリートアーティストの活動記録を始める。活動の中でバンクシーやシェパード・フェアリーなど数多くの著名アーティストと交流を深めていき、自身も作品を手掛けるようになる
2008初の個展「Life Is Beautiful」をハリウッド(LA)で開催
2009マドンナのベストアルバム、『Celebration』のカバーデザインを手掛ける
2010バンクシーが初監督を手掛け、アカデミー賞長編部門にノミネートされ話題となったドキュメンタリー映画、『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』にて主役に抜擢される
2011世界的ロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの最新アルバムのストリート・プロモーションに携わる
2014 PARCO MUSEUM TOKYOにて、日本初の大型個展「Life Is Beautiful」東京巡回展を開催
2016大統領夫人ミシェル・オバマ主宰のチャリティのためワシントンDCで壁画を制作する
2022ビバリー・ヒルズの一等地に自らの名前を冠した美術館、Mr. Brainwash Art Museumを設立する
index