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オーナーいち押し 2024年7月 村上 隆/TAKASHI MURAKAMI 『ドラえもんありがとう』

オーナーいち押し 2024年7月 村上 隆/TAKASHI MURAKAMI 『ドラえもんありがとう』

『ドラえもんありがとう』

村上 隆
TAKASHI MURAKAMI

シルクスクリーン

村上隆氏と言えば、今は、京都市京セラ美術館開館90周年記念展「村上隆もののけ京都」展が注目の的でしょうか?それに、マンガやアニメといったポピュラーカルチャーなどの引用やそれらとのコラボレーションを通して、アートの価値や本質的な意味を問いかけてきたアーティストとしてあらゆるサイトで有名なアーティストです。
また、作品は現在ニューヨーク近代美術館、 ボストン美術館展示中であることを皆様ご存知でしょうか。本当に世界的にかなり有名なアーティストであります。
2006年、第56回芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)、2016年、第66回芸術選奨文部科学大臣賞(美術部門)受賞。などなど・・たくさんあり過ぎて書ききれません。
話題性と功績も高い評価を受けている。国際的に高い評価を受ける村上隆の作品は、世界各地の美術館でコレクションされております。
『アートレビュー』史の「Power 100(アート界で最も影響力のある100人)」には10年連続で選出されています。

村上隆氏の作風は、実は、伊藤若冲や曾我蕭白ら奇想派の系譜、俵屋宗達や尾形光琳ら琳派の系譜を引いているし、さらに浮世絵の影響は当然あるとされております。
それらは現代でいえばマンガやアニメとも通じるそして根底でそういったカルチャーと行き来をし、それを現代美術の文法を忠実に従って生み出したものが彼の作品なのである。
といろんなサイトで書かれております。
世界有数の美術館やトップコレクターを顧客に持つ村上隆氏と世界の隅々の子どもに愛されているドラえもん。その組み合わせからなにが生まれるのか。なぜ村上はマンガを題材にするのか。その絵はどう読めばいいのか。とても面白いし奥が深く語りつくせないことも私は、興味があります。
小社ギャラリーでは、その村上隆氏が制作した版画のみ展示しております。
なかでも、この「ドラえもんありがとう」は、小社がはじめて購入した思い出の作品でもある。はじめは、今の価格の半値ぐらいで販売し、それから、この広尾の土地の影響(子供たちがたくさんいる)ぜひ子供たちに見せてあげたくて展示致しました。スペイン、フランス、イタリアの旅行客にもご紹介して販売しております。
現在7点シルクスクリーンや、リトグラフを展示しております。
今月の一押しは、村上隆先生のシルクスクリーン「ドラえもんありがとう」をぜひご覧頂きたく思います。他、村上隆先生の、「どらえもんさあ!行くぞ!」など、展示中。

ギャラリーファインアーティスト オーナー 江尻文子

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